JR北千住から歩いて10分ほどの荒川の土手でサイエンスシートというものが行われるらしく参加してきた。荒川の土手にはグランドがありサッカーや野球などが行われ、毎年3月には東京・荒川市民マラソンが土手沿いで行われる。この日は穏やかな春の気候で心地の良い日だった。
会場に着くとブルーシートをセッティング中の団体がいた。サイエンスシートに参加させてもらった。
サイエンスシートとはサイエンスカフェとは違い公園などでブルーシートを広げて科学者と市民とが語り合う場だそうだ。サイエンスについて興味がある人は誰でも参加でき、最初サイエンスカフェのようにメインのスピーカーがいるのかと思ったが、特にメインのスピーカーがいなくて、自由に食べ物を摘みながらサイエンスについて語り合う場のようだ。数枚のブルーシートを合体はさせず独立させて島を作りそれぞれ別テーマで語り合うようで、それぞれのブルーシートは自由に行き来できるとのことだ。参加者は途中から続々と来て、30名弱の集まりになった。筑波の研究都市の方で働く研究者の方々が多く、研究者だけでなく様々な人がいた。話は地震や津波、現在の福島の原発の状態や放射能の影響などについての話が多かった。研究者や科学に興味のある人々とじっくり語りあうことができ、価値ある時間を過ごすことができた。
最後に、土手の上で全体でスカイツリーをバックに記念撮影をして荒川の土手をあとにした。また、帰りは参加したみなさんで北千住駅方面に続く柳原の桜並木の道を通って帰った。
こちらの通りは近くにある柳原南児童公園と合わせて約150本の桜が咲いていて桜の名所になっているらしい。毎年「柳原桜祭り」というお祭りが行われ、流し踊り(東京音頭などを踊りながらゆっくりと練り歩く踊り)や露店が出て賑わうとのことだ。
サイエンスカフェとは違い、サイエンスシートでは歓談がメインのようだった。公園などの広い場所で自然に囲まれながら科学について語り合うというのは、カフェで行うサイエンスカフェとはまた違った感覚で素晴らしく感じられた。冬が終わり、暖かくなってきて、戸外で何か行うにはもってこいの季節となってきた。次回のサイエンスシートについての情報はなかったが、もし開催があるならば興味がある人は行ってみてはいかがだろうか。

